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COMMENT

(順不同・敬称略)

極めて寓話的に芸術的に映画的に、まごうかたなきゲイムービーでありながら優れてBL的でもある本作をものにした横山翔一はやはりただものではなく、その特性から長いあいだ閉鎖的だった薔薇族映画の狭い菊門を大きく拡張させた作品として歴史に残る一本だ。

城定秀夫(映画監督)

「アルプススタンドのはしの方」

「花と沼」「性の劇薬」

男性陣みんな、私との共演の時を振り返ると明らかに本作は艶めかしく、生々しくそして愛おしくすべて生きていた事に嫉妬した。

こんなにも冒頭から私の下腹部がうずくとは…ズルイなぁ、みんな。

そしてそれは全部、武役の伊神さんが受け身でありながら常に愛らしい反応を魅せてくれるからだ。

ほんと最高の溺れる愛と目合い(まぐわい)を魅せて頂きありがとうございました!

川上奈々美(女優・ストリッパー)

「東京の恋人」「全裸監督」

劇場を出たあと、改めてポスターを見るとR18と書いてあった。思えば完全にそうだけど、何故かすっかり忘れて観ていた。

滑稽なくせに常に切迫していて、なんだか私は笑い飛ばしたりできなかった。いや笑ってもいいよたぶん。

切なくも美しくぶつかり合う男のロマンスに、女の入る余地はない。この愛はちょっと痛いナスのトゲ。波におぼれた潮の味。

岩井七世  (女優)

「この世界の片隅に」

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」

日常の中に3人の物語があって、ついこの世界に入り込んでしまいます。あんな素晴らしい筋肉が目の前にあったら放っておけません。

ホン・トク(BL漫画家)

「オフィスの豹」

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